そろタッチは30種類以上のゲームがあり、レベルに応じてオススメマークが付いています。
毎日取り組むミッションがあるのですが、つまずいた子にはゲームを勧め、「難しいから嫌!」ではなく「楽しい!もう1回やってみよう!」と思えるような声掛けを意識しています。
先生!今日〇〇で勝負しよ!
普段の授業で行うグループアクティビティ。その内容は毎回違います。
その日の子供たちのやりたいことを引き出し、みんなで楽しめるグループアクティビティを展開しています。
毎回同じ流れ、毎回同じゲーム。
ゲーム感覚で楽しめるといえど、毎回同じではつまらないです。子供も私も。

「今日は何の勝負する?」と聞くと、
「今日はワンタッチ勝負しよ!」「たしまる勝負しよ!」
「今日はよーいドン!のゲーム先にやりたい!」
など、思い思いに言いたいことを話す子供たちです。
最初は「うーん、なんでもいいよ」と話していた子も
今では質問する前に自分からやりたいゲームを提案してきます(笑)
〇〇くんがやりたいやつ、僕はやりたくない!
友達と一緒に行うため、やりたいゲームが違い「〇〇くんのやつ嫌!」など言い合いになることもあります。
そういった時は、保育士の力の発揮どころ。
お互いのやりたい気持ちを受け止め、互いに思いを伝え合えるような声を掛けています。
ゲームの順番をじゃんけんで決めたり、多数決で決めたりするなど、その場で子供たちと解決方法を考えて進めています。

最初は自分のやりたいことを一方的に話していた子も
少しずつ友達のやりたいことにも耳を傾ける姿や
「じゃあ〇〇のゲームやってから△△しよ!」と別の案を提案する姿が見られるようになってきました。
友達の気持ちを考える思いやり。自分のやりたいことを相手に伝える力。どうすると解決できるかと考える力。
友達と一緒だからこそ、身につく力がたくさんあります。
レベルが上がることで、ゲームの種類が増えていきます。
自分がまだできないゲームを友達が楽しく行っているのを見て
「早く僕もそれやりたい!」とちょっと不機嫌になることも。
「毎日そろタッチやってたら、すぐにできるようになるよ!楽しみだね♡」
とニコニコして伝えると笑顔へと変わりました。

30種類のゲームですが、遊び方、楽しみ方は無限大。
私から提案するのではなく、子供たちからのアイデアで、いろいろな楽しみ方を見付けていきたいと思います(^O^)