こんにちは!本巣校の後鳥です!
本巣校のホームページを作成した記念として、そろタッチ本巣校にかける私の想いをお伝えしようと思います。
5歳のAくん
突然ですが、『幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿』というものはご存じでしょうか。
当時、保育士として働いていた私は、
『今子供たちがしている遊びや姿は、10の姿の何に繋がっているのだろうか』『この10の力が育つためにはどう関わるといいだろうか』
と考えながら子供たちと関わってきました。
子供は素直です。思ったことをそのまま言葉に出します。
友達に対して「嫌い!」と言ったり、、、。自分の思うようにいかないと「もうやりたくない!」と投げ出したり、、、。
大人もですが、子供も生活していく中で、たくさん心の葛藤をしています。
『なぜ今「嫌い」と言ったのだろうか。』『どうしたら「諦めずにやってみよう」という気持ちに繋がるだろうか』と考え、私も毎日子供たちと関わりながら思考錯誤していました。
子供たちは毎日の『遊びや生活』をする中で、葛藤を繰り返しながらたくさんのことを吸収し成長していきます。
話は変わりますが、昨年こんな事例がありました。
なわとびに挑戦するAくん。最初はなかなかうまくいかず、怒るという思いの発散の仕方ではなく、ムスっとしてさりげなくなわとびの遊びをやめようとする。そんな姿がありました。
私は、なんとなく気持ちを察しながらも「どうしたの?」と声を掛けました。
少し悔しそうな表情をしながら「できんから嫌。」と小さな声で答えるAくん。
まずは「できないからやりたくないんだね。」と気持ちを受け止めました。
「Aくんは頑張り屋さんなの先生知ってるし、Aくんなら絶対できるようになると思うんだけどなあ。どうする?」と声を掛けると、「え~だって~」と話すAくん。
「Aくんなら絶対できるよ!大丈夫!先生がコツを教えてあげる!」とニコニコで声を掛け背中を押しました。
すると「もう1回やってみる!」と再チャレンジ!
縄をもつ位置や跳ぶタイミング、縄の回し方のコツなど、丁寧に声を掛け励まし続けました。
諦めずに挑戦し続けた結果、その日に1回跳ぶことができました!私はギューっと抱きしめ一緒に喜びました。(当時Aくんより私の方が興奮しておりました(笑))
Aくんはシャイボーイなのでニヤッとする喜び方でしたが、とても嬉しかったのでしょう。
その後、何回も練習したり、新しい技に挑戦したりする姿が増えていきました。
繰り返し楽しむ中で自信に繋がり、数日後には友達にも教える姿が見られるようになりました。
大人の声掛け1つ変えるだけでも、子供たちは自分で考え行動することができたり、気持ちの切り替えに繋がったりします。
大人の関わりはとても重要で、正解のない『保育』とはとても奥が深いです。
保育士としての経験を積む中で、
『もっと子供たちのやりたいことを十分にできる環境ってないかなあ、、、!』
『もっと一人一人とじっくり関わる保育がしたいなあ、、、!』
『私も子供たちのようにやりたい!と思ったことに挑戦したいなあ、、、!』
そう感じるようになっていきました。
そんな時に出会ったのが『そろタッチ』。
そろタッチの理念を知った時に、『私のやりたいことってこれだ!』と感じました。
これからの私
子供は、無限の可能性を秘めています。
しかし、その可能性を引き出せないままの子供たちはたくさんいると思います。
挑戦することを恐れ、始める前から諦めるか、挑戦するか、の違いだと思います。
『子供の思いをまず聞く』『一緒に考える』『たくさん褒める』『子供の可能性を信じる』ことを私は大事にしています。
『自分でやればできるんだ!』
そろタッチを通して自信をつけ、自分のやりたいことを見つけて挑戦していく子供たちを育てていきたいと私は思っています。
保育士をしていた当時もそうですが、子供1人1人に対して『こんな姿になってほしい』という願いをもちながら、現在の本巣校の生徒さんとも関わっています。
そろタッチは『ただ暗算ができるようになってほしい』というだけではありません。
そろタッチを通して、『集中力・自立心・思考力・道徳性』など、様々な面においての成長も大事にしていきます。
「計算力のその先を」
『子供たちの無限の可能性』を一緒に信じていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^▽^)